ダンス入門

社交ダンスシューズは、ダンスのステップを支えるものであることを考えれば、それの選び方が大事であることは言うまでもないと思います。
とはいっても、ダンスの種類によっても違うし、素材もシューズによって違うし、どのように選べばよいのか・・・。
社交ダンスはまず足元から、ということで、今回は社交ダンスシューズの選び方を取り上げてみました。

社交ダンスシューズの選び方のポイントは、デザインよりもフィット感を重視することです。
社交ダンスシューズを選ぶ際は、片足だけではなく両足ともしっかりと履いてみて、店内を軽く歩いてみてください。
足の甲の高さやつま先の形と足幅などは、特に注意したいところです。
社交ダンスのシューズが足にフィットしていないと、ちょっと踊っただけですぐに疲れてしまいますし、痛かったりしたらもうダンスどころではありません。
社交ダンスの初心者は、モダン、ラテン兼用タイプのスタンダードシューズを買うと良いでしょう。
ただし、やはり専用シューズに比べれば、兼用タイプのシューズは、どうしても踊りにくくなるのは否めないので、
もし踊りたい社交ダンスが決まっていれば、もちろんそれ専用に作られた社交ダンスシューズを買うのがベストです。
女性の場合、ヒールの高さは3センチから8センチくらいまで売られていますが、自分の好みの高さを選べばいいとはいえ、
社交ダンス初心者は、5センチからせいぜい7センチくらいにしておいた方が無難でしょう。
社交ダンスシューズを買う時には、出来るだけ専門店に行って、レッスン場の床の材質や社交ダンス経験年数などを店員さんによく話して、相談にのってもらうといいかもしれません。
一般的に、社交ダンス初心者には、スプリットレザー製の柔らかいシューズの方が、本革で作られた社交ダンスシューズより、足になじみやすく、痛くなりにくいといわれています。
社交ダンスシューズは、値段が高い方が踊りやすいということはないので、あくまでも自分の足にフィットするかどうかで選ぶようにしましょう。

社交ダンスシューズを選ぶときには、まずこういった基本的な要素をおさえた上で、デザイン性や好みを考慮するということですね。
社交ダンスは華やかなイメージで、衣装もシューズもそのイメージにマッチすることはもちろん必要なことですが、まずは機能性を一番に考えて選びましょう。